お久しぶりです
ずいぶんと久しぶりになってしまいました。
さて、今は大学受験真っ只中。
ここ最近、大学で感じたことをいくつか。
大学に入るには推薦等のシステムと試験を受けるのがあるわけです。
うちの大学に入るのなら、地域の私立高校に行っていい生成器を収めて推薦で入るのが一番楽です。地域の公立進学校にはトップクラスの生徒が行くので、それ以外の高校でいい成績を取るのはそれほど難しくないのです。
多分この辺のことを知っている大人が入れ知恵して、推薦で入ってくる子が多いのですね。
ここで言いたいのは、日本の大学は卒業が極めて簡単です。
なので彼らは大学入学から卒業まで、真剣に勉強しないのが殆どです。
なにが問題か。
就職活動でとても打たれ弱いです。まあ知ったこっちゃないんですが、経験の差でしょう。就職活動自体、無意味だと私は思っているので、どうでもいいのですが、就活で精神が痛むのは推薦の子が多いです。
なので私は意識してそういう子には厳しくあたります。どうせ、社会に出たらもっと厳しい目に合うからです。それもこれも周りにいる大人がちゃんと言ってあげないからです。目先の損得ばかり考えているからです。How toばかり教えるからです。
大学もコロナの影響を受けました。私はほとんどしませんが、みんなマスクをしています。気づいたことがあります。今の修士二年生はしばらくマスクがない時期がありました。修士1年生からずっとマスクです。この2つの学年に大きな違いがあるんです。
2年の子は総じてディスカッションに来ます。1年の子はよほどピンチにならないとこないです。うちはオブリゲーションを全く設けない、全て自由の自己責任というシステムなのでこの差は大きいんです。このマスクのシステムは我々から多くのことを奪いました。
久しぶりに数字の話をしましょうか。我が国での肺炎の死者は人口10万人あたりおよそ100人。すなわち年間10万人が死亡しています。これはコロナ以前のデータです。コロナ感染ではこの数が数万人減りました。これが何を意味するか?筋のいい人はすぐ気づくと思いますが、肺炎の死者がコロナに移っただけです。
学校では未だにマスクと黙食。意識して家で積極的に話す家族なら影響は少ないと思うけれども、そうでない家族の子供は色々と影響を受けているはず。この影響は数年後とか十年後に出てくると思います。
コロナで増えたのが不登校児。私のいる市では学校にフリースクールを設けると。これまでも不登校児には個別に先生が対応していたのに、どこまで学校がサービス業化するんだ?と思いましたが、学校にフリースクールを設けたところで解決にはならない。根本の課題を解決しないと。
まず、スマホを一家でやめること。でもって早寝早起きをする。眠れないなら眠れるように日中疲れるようにする。ちゃんとしたものを食べる。これでだいぶ解決するはずです。子供には親含めた周りの大人が大事です。
大人が目一杯生活する。でもって大人になるのは色々あって苦しくとも楽しいんだぞ、と示す。私は基本的にはそれしかないと思います。
そういや、昔、上の娘の時に不登校になった子がいました。その子は小学校の時から知っていて、親に連絡とって不登校になってから何回か会っていました。一緒に千葉の有機農家のところにも行ったな。
その子は学校にはたまーに行っていたのかな。体育祭とかでは参加はしないけど、客席で見ていました。結局弓道がやりたいと言って高校行きました。学校なんか行かなくたってどうとでもなる、と伝えるのも大事だと思います。学校にフリースクール入れて、期限付きの職員に相手させるってなめとんのか、というのが正直なところです。
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